DX化推進チーム、ARkiaの篠田と申します!
情報システムサービス内のソフトウェア開発の方をメインで担当させて頂いております。
情シス代行 ARkiaでは、企業様のIT関連・DX化関連でお困りのことを解決します。
パソコン関連、ITツール関連でお悩み事のある企業担当者様は、是非一度ご相談ください。
今回のブログは、当社の情報システム部アウトソーシング、代行サービスの中でもベンダーコントロールの話です。
プロジェクトを円滑に進めるためにも、適切なベンダーコントロールを行う必要があります。
現在、プロジェクトを進行中の企業様にとって参考となる記事だと考えますので、是非ご覧ください。
ソフト開発の第三者検証をご依頼されました
7年ほど前にkintoneのアプリを納品させて頂いたお客様から久しぶりにご連絡を頂きまして、
他社様が作られたオーダーメイド開発の第三者検証を弊社にご依頼頂きました。
汎用機からのオープン化PJで、現行システムのことをよくご存じな会社様にソフト開発をご依頼されたようなのですが、基本設計書をしっかり起こさずにソフトウェア開発を進めてしまったそうです。
仕様合意のなきシステム開発のため、ユーザーテスト工程で何をゴールにすればいいかわからず、ユーザー様はご不安でいっぱい。ただ、ソフト会社様も運用を一緒にお手伝いされるなど、適切な対応を取られています。
元請様もなんとか新システムを早期に稼働させたい。
発注先の会社様も、とても真摯にご対応頂いています。
我々開発会社から見ても、素晴らしいエンジニアの方がご対応されていらっしゃると感じました。
今回のケースは、ソフト会社様がユーザーテスト工程で、
ユーザー様に言われることを対応することが正しい、と考えています。
ただ、仕様確認を双方で取っていませんので、実態としてはユーザー様が仕様を把握しておらず、
基本設計工程の合意形成に課題があります。
こういったケースで会社がご廃業されたり、ご担当者が辞めてしまったり、
対応することをソフト会社側が放棄したり、様々なケースがございます。
コミュニケーションの問題もありますが、本来であればそのソフト会社のご担当の方も視野の広い方なのに、目先のことに注力しがちになってしまいます。
お客様のご要望を叶えることも大切ですが、その際に「どういったデメリットがあるのか」や「現在開発中の機能との競合」などを考慮し、お客様に説明することも重要です。
こういった部分を我々の社内でプロジェクトメンタリティーと呼んだりすることもございます。
プロジェクトメンタルは極力正常に保とうとすることこそが、発注者様にとっても我々にとっても、プロジェクトを成功させることにおいて、とても大事なファクターと考えています。
ソフト開発をはじめとした、システム関連のご相談もお待ちしております
今回はDX化推進、という話ではないですが、久しぶりにこういったご要望を頂いたので、弊社の対応出来る範囲として1例をご紹介させて頂きました。
ご紹介した事例はお客様を特定できないよう、一部脚色しておりますが、新たなプロジェクトや事業を推進していこうとなった場合に、こういった事例は多々ございます。
重要なことは、ゴールがどこにあるのかという点です。
「コストや時間をかけてでも達成したい項目がある」
「なるべく早期にリリースしたい」
等、お客様によってご状況は様々です。
ARkiaではお客様にサービスを提供する際、お客様との対話を最も重視しています。
ゴールを明確化し、それに対する問題をひとつひとつ解決していく。
それらのステップを着実にこなすことで、ご要望に沿ったシステム開発が叶います。
ゴールが不明瞭な状態では問題の洗い出しができず、適切な解決ができないままプロジェクトが停滞します。
リリースできないことでお客様にとっても、開発会社にとってもマイナスとなってしまうのです。
新たにITサービスの導入をお考えの方はもちろん、現状開発しているシステム・ソフトについて疑問点がある方も、お気軽にご相談ください。
当社がお客様の立場に立ってヒヤリングし、最適なご提案をいたします。
何かITのことでお困りなことがあれば、いつでもご依頼お待ちしております。